YAMAHAのSB-50、通称：ダルマベースです。ヤマハのサイトによると'72年4月から'73年ごろまで販売されていたそうです。35年くらい前ですね。当時の価格は5万円。日本銀行のサイトを参考に計算してみると当時の5万円は現在の12万円ほどになります。なかなかの価格です。

購入した理由はもちろん見た目。そこはかとなくレスポールJr.っぽくもありますが、なんだか垢抜けないデザインがたまりません。

ヘッドにはYAMAHAのマーク。小学校の時に使っていたたて笛の袋に書いてあったなあ。ペグはイチョウ型。

ヘッドの裏側。ペグはえらく部品数が少ないです。ワッシャーなんて1枚も使ってません。

ポジションマークは長細いプラスチック。

最終フレットにシリアルNo.らしきものが刻印されています。

ネックは4本のネジで固定。プレートなんてしゃれたものはありません。

フロントピックアップにはピックアップフェンス。その横にはフィンガーレストが付いています。フィンガーレストは樹脂製。ピックアップフェンスは純正のじゃなくてアトリエZのやつ。純正のはヤフオクで競り負けました。

リアのピックアップはむき出し。ジャズベみたいにブリッジカバーに隠れたりはしません。チョコレート色です。

コントロールは2ヴォリューム1トーン。

ブリッジカバーはYAMAHAの文字が刻まれた純正品。こいつはヤフオクで競り合うこともなくあっさり入手。

中のブリッジはこんな感じ。最初はあまりにもチープでびっくりしたブリッジですが、ビザールを見慣れるとすごくまともに見えます。サドルを上げ下げするイモネジは六角レンチではなくマイナスドライバーを使います。ブリッジの前にあるのはミュートのプレート。元々黒いウレタンフォームみたいなものが付いていましたが、劣化して触ると崩れて粉になっていくので全部引っぺがしました。もうミュートじゃありません。

音は柔らかくてわりと普通。ミディアムスケールで弾きやすいベースです。若干、弦間が狭く感じます。

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